生命保険は元々お金を貯めるものではなく、「万が一の時」にお金がもらえる商品ですが、保険商品種類の中には貯蓄性のある商品が存在します。
代表的なものに、養老保険、終身保険、個人年金保険などがあり、最近では、ユニバーサルタイプ(掛け捨ての保険と積立ファンドがセット)の保険や、積立付の医療保険商品も登場しています。
個人年金はお金を貯めるものでしょ?と思われると思いますが、保険種類では生存保険と呼ばれ、満期時に「万が一生きていた場合」に、一時金又は、一定期間もしくは、生きている限りお金をもらえると言う保険商品なのです。
終身保険は死亡保険であり「万が一亡くなられた場合」にお金がもらえ、保障が一生涯続くものですが、払い込み期間に応じて解約返戻金が貯まっていきます、この解約返戻金が払い込み保険料より多くなる時期(※1)があり、この時に解約をすると貯蓄性が生まれます。
養老保険は個人年金と終身保険の両方の要素を持った商品であり、生死混合保険と呼ばれています。保険期間中に「万が一亡くなられた」場合には死亡保険金が支払われ、満期時に「生存された場合」死亡保険金と同額の満期保険金が支払われるという仕組みになっています。満期保険金が払い込み保険料より多くなる(※2)事で貯蓄性が生まれます。
生命保険は換金性は少ないですが運用利回り(予定利率)が銀行等に比べてかなり高く、税制面も優遇されています。積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
(※1、※2)契約年齢、契約期間、予定利率により払い込み保険料より多くならない場合もございます。
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